
HACCPについて
HACCPとは
HACCPとは、Hazard(危害)・Analysis(分析)・Critical(重要)・Control(管理)・Point(点)の略です。
「HACCP(ハサップ)」は、アメリカのアポロ計画の中で発案された衛生管理手法で、宇宙食の安全性を確保するためのものです。
技術的・科学的な根拠に基づいた工程管理により、製造するすべての食品の安全・安心を保証するシステムになります。
違反のリスク
現時点で明確な罰則が設定されてはいませんが、HACCPが「義務化」されたということは、今後違反した場合「罰則」がある可能性があります。
食品衛生法に違反した場合、最大で「300万円以下(法人の場合は1億円以下)の罰金」または「3年以下の懲役」が科せられます。
導入のメリット
01
スタッフ・社員の衛生管理に対する意識の向上
03
製品の不具合発生時に迅速な対応ができる
05
自社の衛生管理におけるPR力がアップ
02
生産効率の向上
04
事故・クレームの減少
06
販路や取引先の拡大
HACCP導入対象となる事業者
すべての食品等事業者(食品の製造・加工、調理、販売等)が対象です。HACCPの衛生管理が必要なのは把握していても、実際にはどう対応していいかわからない企業様も多いかと思います。
ご自分の会社がどこに分類されるのかを判断するための材料として、以下情報をご確認ください。
事業規模ごとの基準
HACCPに基づく衛生管理(旧基準A)
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大規模事業者(従業員数が50名以上の企業)
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と畜場(と畜場設置者・と畜場管理者・と畜業者)
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食鳥処理場(食鳥処理業者 *認定小規模食鳥処理業者を除く)
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理(旧基準B)
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小規模事業者(従業員数が50名未満で、一般衛生管理の対応範囲内の業種)
(旧基準A)
HACCPに基づく衛生管理が必要なお客様 「HACCP認証工場」を取得するために必要な指導・監督、アフターケアまでサポートします。
(旧基準B)
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理が必要なお客様
当社は「HACCPによる衛生管理の制度化」に対応したいお客様のお悩みを解決いたします。
【悩み事一例】
・厚生労働省の提案する手順書を読んではみたが、実際に対応するとなるとどうすればいいかよくわからない
・手順書に沿った計画書や記録書を作成している時間がない
・始めてみたが、現場の運用が上手くいかないて困っている